全国の格闘技ファンの皆様ご機嫌よう!MMAの大ファンです。
本日の動画では井上尚弥選手のドネア選手圧倒劇を受けて井上選手の
P4P世界ランキングが1位になったことへの日本と海外からの反応や
4団体制覇に向けての最後の砦バトラーの声を皆さんと見ていきたいと思います。
早速話題に移ります。
1924年創刊で約100年の歴史を持つボクシング業界では最も権威あるメディアのザ・リングは
体重差がないと仮定、全階級のボクサーが同じ条件で戦った場合誰が一番強いのかを示す指標を意味する
パウンドフォーパウンドランキングというものを全世界に向けて発表しております。
ドネア戦前、ドネア戦直後では井上尚弥選手は世界3位となっておりました。
しかし、ザ・リングはこの一戦をトップページで「イノウエが破壊的な力でドネアを2回で倒した」と報道。
井上選手の世界ランキングが上がることを格闘技ファンからは期待されておりました。
ただ、ザ・リング編集長は
「井上がPFP1位になるには世界1位にランクされているウシクが次の試合で負けるか井上が4団体制覇することが条件」
といってましたので、まだまだ1位は先だと考察がなされておりました。
ただ、11日ザ・リングがランキングを更新。
なんと2位を飛びぬかして井上が世界1位であると公開しました。
ザ・リングによると、
“モンスター “は、火曜日、日本の埼玉で、偉大なるノニト・ドネアを2ラウンドで
決定的なストップを決めたかもしれないが、パウンド・フォー・パウンドNo.1という
高い位置に到達するという彼の目標は、ザ・リングの中でも最も厳しい判定結果によって実現されたのだ。
ランキングを決める決定権を持つ9名のリング雑誌内の討論では5対4の差で、
3階級世界チャンプ井上尚弥は、神話のランキングの頂点に立つ最初の日本人となり、歴史を作ったのである。
ヘビー級統一王者ウシクは1位から2位へ、クロフォードは3位へ順位を下げることになった。
とリングの中ではギリギリの差で井上尚弥選手が世界1位と評価されたことを明かしております。
加えて、理由を説明しており、
判定がギリギリまで割れた様に、これは簡単な選択ではなかった。
ウシクは元無差別級王者であり、その実力は折り紙付きである。
この洗練されたウクライナ人選手は、アンソニーに歴史的な勝利を収め200ポンド級のタイトルをいくつも獲得してきた。
ただ23勝20KOの井上は、リング、IBF、WBA、WBCのバンタム級タイトル保持者である。
この29歳は8年間、世界レベルの対戦相手に食らいついており、エルナンデス、ロドリゲス、ドネアに圧勝してきた。
ドネア2は井上による大虐殺だった。
ほとんどの人井上の勝利を予想していたが、一方的な打撃戦を予見していた人はほとんどいなかった。
確かにドネアは39歳だが、それを過大評価することはできない。
彼はバンタム級で負けたことがなく、2019年10月に井上に競り判定負け以来、ウバーリ、ガバリョ
という2人の不敗の相手を止めた絶好調の選手であった。
その後、「ザ・リング」はドネアを118ポンドでNo.1選手と評価し、加えてWBCタイトルホルダーとなったのである。
とウシク選手の実力も忘れてはいけないとしながらも、
今回ガバリョなど強敵をなぎ倒してきたドネアに井上選手が圧勝したことの方がインパクトが大きいとしておりました。
そして、ザ・リングは9名の審査員の具体的な声、理由も発表しており、
長年リングを支えてきたアンソン審査員が、
「ドネアに対して今まで誰もあそこまでの試合で圧勝はしていない。井上には1位になってもらいたい。」
と発言
2人目にウェインライト審査員が
「ジョシュアとの再戦でウシクが印象的であれば、彼がナンバーワンの座を取り戻すかもしれないし
クロフォードとスペンスの試合が行われれば、その勝者が1位になるかもしれないが、
今のところ、私は井上がパウンド・フォー・パウンド王だと思う”。」とコメント
3人目に西倉さんが、「ウシクがアウェーで達成したことを賞賛し尊敬するのと同じくらい、井上が今世界で最高のファイターであると思わないわけにはいかない」と発言。
そして4人目にモリラが、同じく確信を持って
「私はしばらくウシクを支持しておりました。いろいろな理由からです。しかし、井上が他のすべてのファイターが憧れるべきファイターであることは否定できない。速い”、”狡猾”、”常に絶好調 “というのは、現時点では控えめな表現だ。そして、メイウェザーがパウンド・フォー・パウンド・キングになる前に、ベルトを手に入れるために海外へ行くことを嫌がったことを誰も疑問に思わなかったように、私も井上を非難するつもりはない。私は井上がナンバーワンに躍り出ることを応援しています。」
と井上選手が1位になるきっかけになったことを話しております。
逆に今まで1位に輝いていたウシク選手を支持する方もいたようで、
一人目にマイケルさんは
「ウシクは20戦足らずのプロ戦で2階級8ベルトを獲得し、そのほとんどをロードワークでこなしていることは繰り返す価値がある」と発言。
2人目にマーティン審査員は
「井上は間違いなく今をときめくファイターだが、彼の功績はウシクの功績を凌駕するものではない。少なくとも今はまだね」とやはり4団体制覇してからだとコメント。
3人目にムルケイ審査員は
「クロフォードは今年後半にスペンスと対戦すれば、再び井上を追い抜くチャンスがある。この2人の才能は、実績も近いので、最後の結果が違いを生むと思う…井上の最後の結果は、本当に素晴らしいよ 私の中でウシクが井上より上なのは、ウシクがいかにして挑戦者の母国に行き、彼らを倒してきたかということだけだ”。」
4人目にアダムは、「ウシクの1位維持に同意」とコメント。
この時点でスコアは4-4となり、最後の決定権を持つ編集長のダグ・フィッシャーも当初は迷っていたそうです。
ただ、
「井上のパフォーマンスはセンセーショナルで、完璧なオフェンスボクシングのように見えた。1位は井上とウシクの一騎打ちになると思う。どちらかがそのP4Pのトップの位置にいても問題はない”。」
と最終的に井上を選択することになったと報道しておりました。
この井上選手が1位になった発表を受けて、
まず井上選手自身がコメントを発表。
日本人がこれまで誰も辿り着けなかった場所まで来た。とつぶやいておりました。
またある格闘技ファンは
リング誌の500号の記念の特集でリング誌編集長が、PFPでバンタム級エデルジョフレを特集した時を思い出しました。当時は軽量級の王者が表紙を飾ることも少ない中、画期的な事でした。
ただ今回井上尚弥選手がPFP一位に選出された事は、それ以上のことだと思います。とコメントをのこしております。
逆に海外のファンの反応を見ていくと、
数年前に倒した40歳の選手にまた勝って、どうして新しいP4P1位になるんだ?
ドネアは確かに昔の戦績を踏まえると正当な1位だ。そして今もなお、文句なしのチャンプである。
井上はいい選手だが、僕には合わない。と井上選手の一位は否定。
ただある方は、
イノウエの技術は、これまで見てきた中で本当に最高のものであり、反対する人がどう言おうとも、
彼は多くの強敵にその技術を見せているので、このランキングは正しいとコメントをしております。
実際この1位に対しては海外格闘技ファンの間でも割れているようで、
ある方が年老いたドネアを倒して1位?マジかよとコメントを残し、
井上派のファンが、ドネアはスペンサーより優れています。と反論すると、
皆が実現したレベルの勝利でしたよ。と日本と同じく海外でも格闘技オタク同士の喧嘩がおきておりました。
今回4団体を制覇する前に井上選手が1位となりましたが、既に残りのWBOのベルトの一つを持つバトラーは
「私なしで彼は4団体を統一できない。我々は(日本に)行く準備ができている」と発言。インスタグラムにも
井上尚弥の1位をください。と既に挑発を行っております。
また井上選手の圧勝劇を見て一時顔が固まったものの、カメだと井上選手を挑発したカシメロは
「WBOのフランシスコ・バルカルセル会長、WBO王者ポール・バトラーと戦うチャンスをください。もし自分が勝てばナオヤ・イノウエに挑戦する。素晴らしい試合をすると約束するよ」とこの4団体制覇に向けて
すこし長引いてしまう提案をしているようです。
ただ、このパウンドフォーパウンドのランキングについては多くの海外メディアが言及しており、
UFCとも契約している、ESPN公式アカウントは
「ドネアをTKOした井上尚弥は、パウンド・フォー・パウンドの世界最高のファイターである。」と題名で全世界に向けて発表しながらも、試合後に発表したランキングでは、井上選手はいまだ2位、クロフォードを1位と据えておりました。
またフォローワー数約7万人をもつFightNights.comは
何年も前から言っていることだが、井上尚弥は今、P4Pファイターの中で一番である。
と既に井上選手を一位とランキングしておりました。
以上今回は井上選手がP4Pランキング1位になったことへの声についてまとめてみました。
是非今回取り上げたメディアや選手の発言への皆さんのご感想について
コメント欄で教えてください。
また今後も海外の格闘技事情に関する動画も作っていくので、見逃さない様に
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以上今回もMMAの大ファンの動画をご視聴頂きありがとうございました。
別の動画でもお会いできるのを楽しみにしております。
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