全国の格闘技ファンの皆様ごきげんよう!
2020年の大晦日にRIZIN26がおこなわれ、
朝倉海選手と堀口選手の試合は堀口選手が
海選手に衝撃の1RでKO勝利しました。
この試合が終わった後に堀口選手がセコンド陣
に対して『Yes, Easy Fight』といったことが
格闘技ファンの間で話題になりました。
またこの発言の他にもカーフキックという
堀口選手が海選手を仕留めた技も話題になりました。
どれくらい話題になったかというと、
カーフキックという言葉がTwitterの
トレンド入りを果たしたくらいです。
大晦日はカーフキックの他にもシバターが
トレンド入りを果たす等、2021年も
格闘技そのものに興味を持つ方が
増えていくことが期待できると思います。
ただそんななかでも試合をみた後に、
カーフキック禁止論争というのが
一時期格闘技ファンの間で話題になっておりました。
今回の動画では、カーフキックとは
そもそもなんなのかを簡単に触れた後、
プロ選手と格闘技ファンの意見も交えつつ
このカーフキック禁止の賛成意見と、
反対意見を中心にお話させていただきます。
早速カーフキックそのものについてですが、
対戦相手のふくらはぎの部分を狙って蹴る技術です。
ふくらはぎの部位が鍛えることが
難しく、踏ん張るための筋肉と神経が
攻撃される為、攻撃をまともに受けると立てなくなります。
朝倉海さんも試合の後のインタビューでも
攻撃された後踏ん張りがきかなくなった
と答えておりました。
今回、海さんにこのカーフキックが当たって
しまった要因はボクシング特有の前重心の
構えをとっていたことと、タックルを警戒して、
前重心になってしまっていたため堀口選手の蹴りが
当たりやすかったといわれています。
今回の試合以外でこの技が使用された例だと
RIZIN26のスダリオ剛とミノワマンの試合でも使われ、
ミノワマンは歩けなくなり、試合後のインタビュー
を車いすを使って受けているほどでした。
また朝倉未来対矢地戦でも未来さんが使用し、
矢地選手の足がどんどん青くなって
いっているのが印象的でした。
ちなみに大沢ケンジさんは去年の時から
カーフキックが流行ることを予測し、
那須川天心選手もパンチ主体の選手が増えて
カットする(防御する)選手が減ったので、
絶対に流行ると去年のころから
予言しておりました。
ちなみにカーフキックという
日本語名称そのものは今回未来さんと
対戦したドミネーター聡志選手が川尻選手の
問いかけに応じて、生み出したとは言われております。
そして、次にこのカーフキックを禁止すること
への意見をご紹介させていただくと、
K1で活躍中の芦澤竜誠選手が「
カーフキック。早いうちに禁止になりそーだな。怪我するぜ」
と発言しておりました。
確認する限りK1のルールで
カーフキックが禁止されているということは
なさそうでしたが、同じK1で活躍していた
平本選手の試合に加え、朝倉海対堀口の試合
もみて危険性を感じたそうです。
次にファンの方が、「カーフキックはルールで
禁止したほうがええんちゃうか? これ使うやつが
ほぼ確で勝つからつまらんわ」と今回の試合が
1R2分48秒で終わり、かつ圧倒的に勝利したことで
カーフキックを禁止にした方がいいという意見もありました。
その他にも、「カーフキックって禁止論争起こってるのか。
確かに横行すれば試合が単純化するだろうし、
一発で大怪我になり得るからなあ。
以降の興行にも影響が出てしまうし、
主催者側すら痛い 現状のルールにおいて
昨日の堀口選手が卑怯だったとはちっとも
思わないけど、色々な側面から今後の
制限は必要かもしれない」と、
試合がすぐ決まってしまうこと、
そして、選手へのダメージの面から
カーフキックへの否定的な意見を
持たれているかたもいました。
この意見の他にも色々な意見を述べられて
いる方いましたが、基本的には選手への
ダメージと試合がすぐに決まってしまうことを
踏まえ禁止した方がいいのではと
考えを持たれている方がいました。
逆にカーフキックを禁止することを反対する意見として、
アンチでも無く、むしろファンだけどこれは流石に草
早いうちにって10年以上前からある技だし、
そもそも怪我怖かったら格闘家には
ならんでしょ。というように
昔からカーフキックという技そのものが
あることを指摘する意見や、
カーフキック禁止しろみたいな話が出てきてんの…?
ボクシングテクニック偏重の流れの中から生まれた技術だし、
今度はカーフキック対策から次の攻防の
技術進化も繋がるんじゃないの。
そこで止めてどうする。
というようにそもそもボクシング偏重になった結果、
脚光を浴び始めた技術であることを指摘した意見、
カーフキックは卑怯じゃないよ。
海外ではよく使ってるしこの
技禁止されたら、ローキックもやりづらくなると思うよ。
それにしても、堀口選手のカーフキックは
スピードと精度がエグかった。
とカーフキックという技よりもそれを正確に
打てる堀口選手の技術そのものがすごかったという意見や、
カーフキックが卑怯?
観戦専門のニワカ格闘技ファンの俺ですら、
かなり前からある技術で対策も確立しているとの認識でした。
仮に新しい技術だとしても、それに対する
勝ち方を模索するのが武術じゃないの?
全て禁止した結果、五味選手vs皇治選手の
ボクシングになったんじゃない。あれ面白かった?
とすべてを禁止にした結果、格闘技が
楽しくみれるのかということを指摘し、
その脚光を浴び始めた技術に打ち勝つために
また新しい技術を考え出すことで
格闘技そのものが発展するのではないかという意見がありました。
そして、そもそもカーフキック論争を
考察する意見もあり、
ファイティングネクサスで活躍する
不良先輩ヒロトは
カーフキック禁止とヒールホールド(踵をひねる技)禁止は
似てるという意見や
カーフキック禁止? 去年はマネルケイプが
勝ったらシューズ禁止とか言ってたし。
と一昨年マネルケイプ対朝倉海の試合が終わった後、
マネルケイプがシューズを履いていたことで起きた
シューズ禁止論争と似ていることを指摘する
意見もありました。
そして、カーフキックがいつからって質問だが、
10年以上前からUFCやWEC・ONEなどで
使われてる一般的な技術で堀口の必殺技とかではない。
あと対策だが普通にカット(足を上げ脛で防御)や
スイッチ(左右の構えを変える)でディフェンス可能。
カーフキック使いのベンヘン、アルド、ゲイジー
とかも攻略されてるしね。と冷静にカーフキックは
今回特に脚光を浴びた技術でかつ、対策もある程度
確立されている技であることを述べている方もいました。
個人的には対策などもある程度あり、禁止されるほど
の技ではない気がしますが、今年の試合からよく
見られるような技になるだろうなと思っております。
もし、それで本当に何度も試合がすぐ決まってしまい、
選手も大けがにつながるような事例が何度もあれば、
禁止になるのかもしれませんが、ローキックが
蹴りにくくなる為、禁止にはならないだろうなとは思っております。
カーフキックに関して、朝倉海さんの
試合の後のインタビューを振り返ると、
完全にカーフキックで足をきかされたなと
そこが一番の敗因でした。と今回の試合の敗因について口にしておりました。
また堀口恭司がカーフキックを蹴ってくることは想定していた?
と聞かれると、
蹴ってくるのは想定したが外せるとおもっていた。
僕も足の出入りが早い方で、今までローキックを
僕に対してけってこれる選手がいなかった。
ただそこが盲点で、やられてしまいました。と答え、
また外せるとおもっていたカーフが
当たってしまったのはボクシング重視のスタイルで
パンチよりだったので、前重心だったから?
と鋭い指摘がはいると、
そうですね。踏み込みのスピードとか思いきり
の良さが堀口選手にあった述べていました。
ただ対策は考えてあるといっていたので、
どのようにこれから修正していくのか楽しみです。
以上今回は格闘技ファンの間で話題と
なったカーフキックについて取り上げました。
是非今回のカーフキック禁止論争についての
皆さんのご意見コメント欄でお聞かせください。
次は朝倉海さん海外に拠点を移すべきか論争と
朝倉未来チャレンジ生の畠山選手とヒロヤ選手が
DEEP100への参戦が決まったので、
それに関する動画も公開予定ですので、
是非見逃さないようにチャンネル登録してお待ちください。
またサブチャンネルを作りましたので、
こちらもあわせて是非ご登録お待ちしております!
RIZIN26の話題が落ち着いたら、動画公開予定ですが、
主に格闘技に関連する質問をいただいておりますが、
それをベースに動画を作っていく予定です。
いつも貴重な時間をとって頂き、
ご視聴ありがとうございます。
別の動画でもお会いできるのを楽しみにしております。
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